Indeedとハローワークならどっちを使う?応募数アップと採用コスト削減のメリットを比較してみた

採用コストを抑えたい場合に候補に挙がるのが、ハローワークとIndeedです。
Indeedとハローワークならどっちを使うべきか、応募数アップと採用コスト削減のメリットを比較してみました。
まずは両者の違いや特徴について見ていきましょう。

Indeedとハローワークならどっちを使う?応募数アップと採用コスト削減のメリットを比較してみた
Indeedとハローワークならどっちを使う?応募数アップと採用コスト削減のメリットを比較してみた

ハローワークとIndeedの違い

無料でアルバイトやパートを採用する手段の一つにハローワークとIndeedに求人を掲載する方法があります。しかし、ハローワークについてあまり良い評判を聞かない方もいるでしょう。また、ハローワークよりもIndeedで採用する企業も増えています。

ハローワークとは?

ハローワークとは、仕事を探している人や人を採用したい企業に対して、雇用関連のサービスを無料で提供する機関です。公共職業安定所とも呼ばれていて、国(厚生労働省)が運営しています。

厚生労働省職業安定局が発表した「公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績(令和4年分)」によれば、以下のような実績があります。

令和2年度令和3年度令和4年度
新規求職申込件数462.6万人463万人458.6万人
新規求人数877.1万人962.9万人1052.8万人
就職件数122.5万人124.3万人122.6万人
早期離職率22.1%22.4%
出典:厚生労働省|職業安定局の公共職業安定所(ハローワーク)の主な取組と実績(令和4年分)より一部抜粋

全てがアルバイトやパートタイムの求人ではないですが、求人を出している企業も求職者も大変多いです

Indeedとは?

Indeedとは、Web上に公開されたさまざまな求人情報にリーチができる求人検索エンジンのことです。

毎月2.5億人以上の訪問者がいる世界NO.1の求人検索エンジンで、2,700万人以上の求職者が訪問しています。

無料で掲載することができる点や多くの求人情報が掲載されているため、採用において使わない企業は無いと言われるくらい人気があります。実際、日本における月間新規追加求人数は520万件です。

ハローワークに求人を出すメリット

ハローワークに求人を出すとどのようなメリットがあるのか実はよく知らない人もいるでしょう。ここからは、ハローワークに求人を出すメリットを紹介します。

求人広告の掲載費用が無料

ハローワークでは、求人広告の掲載費用が無料かつ手数料もかかりません。アルバイトやパートを採用したいけど、求人広告を掲載する費用が出せない企業であっても、人材を募集できます。

追加で費用が発生することもないので、安心して利用できるでしょう。

多くの求職者にアピールできる

ハローワークのデータによると、ハローワークインターネットサービスのアクセス数は1日あたり約40万件(令和元年度)となっています。

このことから、ハローワークに求人を出せば多くの求職者にアピールできる可能性があります。

求人サイトや求人広告のようにお金を支払った企業が優遇されるわけではないので、採用コストがなくても、アルバイトやパートを採用できるかもしれません。

掲載期間の延長も可能

ハローワークの掲載期間は求人の掲載を受け付けた日から翌々月の末日です。例えば、3月15日に求人の掲載を申請した場合は、5月31日までが掲載期間となります。

ハローワークでは、掲載期間終了後も再掲載を依頼すれば期間の延長が可能です。面倒な書類作成や手続きも不要です。

応募者がいたら連絡をもらえる

ハローワークに登録した事業主は求職者の中から応募希望者が出た場合、ハローワーク職員から連絡を受けます。

求人広告や求人サイトのように、応募者がいるか確認する必要はなく、業務負担を軽減できます。

助成金を得られるケースもある

ハローワークを経由して人材を雇用した場合、一定の条件を満たせば助成金を受給可能です。

例えば、高年齢者や障がい者などの就職困難者を、ハローワークや民間の職業紹介事業者の紹介により継続して雇用した場合は「特定求職者雇用開発助成金」が受給できます。

受給額は、短時間労働者の場合、60歳以上や母子家庭の母を雇用する場合は40万円(中小企業の場合)、重度障害者等を含む身体・知的・精神障害者を雇用する場合は80万円です。(2024年3月現在)

ハローワークに求人を出すデメリット

ハローワークに初めて求人を出す際には、事業所情報登録を行わなければなりません。

登録が必要な項目の例を挙げると以下の通りです。

  • 所在地
  • 事業所名
  • 代表者名
  • 事業内容
  • 会社の特長
  • 店舗や工場などの就業場所の登録
  • 福利厚生
  • 研修制度

入力しなければならない項目も多いため、求人媒体や人材紹介サービスで求人を出す際よりも手間がかかるでしょう。

求めている人材が見つからないケースもある

ハローワークにはさまざまな求職者が登録しています。しかし、企業の希望条件や採用基準に当てはまらない人も多く登録しているため、ミスマッチが起こりやすいです。

実際、ハローワーク経由で採用しても約2割は早期に離職します。また、登録している人全員が働く意欲が高いとも限りません。

費用はかからないとはいえ、早期離職が相次いだ場合、人手不足は解消されません。面接により慎重に採用するか判断しましょう。

Indeedで求人募集をするメリット

ハローワークと同じく無料で求人を掲載できるサービスがIndeedです。どのようなメリットがあるのか紹介します。

利用者が多い

Indeedは、日本国内で訪問者数が2,700万人もいます。

また、IndeedはSEO対策に強いので検索結果の上位に表示されることも多いです。よって、多くの利用者にアプローチできます。

無料で利用できる

Indeedのサービスは無料で利用できるため、採用コストをかけられない企業でもアルバイトやパートを募集しやすいでしょう。

なお、求人情報の表示回数を増やせるスポンサー求人と呼ばれる有料サービスを利用すれば、さらに、多くの求職者にアプローチできます。

クリック課金なのでコストを抑えやすい

多くの求人媒体では、掲載期間に応じて費用が発生する料金体系です。よって、採用できた人数にかかわらず支払わなければなりません。

しかし、Indeedで有料掲載する場合の料金体系は、クリック課金型なので採用コストを抑えられます。掲載された求人広告を求職者がクリックした場合のみクリック単価に応じた費用がかかるので、無駄な費用は発生しません。

Indeed PLUSでさらに自社とマッチする人材を採用しやすくなる

Indeedは2024年1月30日より新たにIndeed PLUSのサービスを始めました。

Indeed PLUSとは、求人の内容・特性や閲覧・応募状況等に照らしてIndeedが最も相応しいと判断した最適な求人サイトに自動的に求人が掲載されるサービスです。

従来のサービスよりも自社の求めるアルバイトやパートを採用できる可能性があります。

Indeedで求人募集をするデメリット

Indeedは多くの企業が採用しているサービスですが、いくつかデメリットもあります。順番に見ていきましょう。

掲載するまでの準備が必要

Indeedに掲載する際にはアカウント登録だけでなく、求人票作成なども必要なため、慣れていないと時間がかかります。

主にクローリングと直接投稿という掲載方法があります。クローリングは、自社の採用ページに求人情報を掲載している場合にIndeedに読み込ませる方法です。

直接投稿は、画面の案内に従って情報を入力するだけで、求人の掲載ができます。自社の採用ページがない人や短時間で掲載を開始したい人におすすめです。

必ず応募者数を増やせるわけではない

Indeedに登録している会社はとても多いため、検索した際に長時間、上位表示されていないと応募者が集まりません。

無料でサービスを利用しても応募数が少ない場合は、有料サービスを検討すべきです。

また、既に導入しているシステムと連携可能なツールを使って業務の効率化を行いましょう。会社によって抱えている課題は以下のようにさまざまです。

  • 応募者情報の取り込みや求職者の絞り込みに時間がかかっている
  • 集客数を増やしたい
  • 正社員も採用したい

例えば、応募者情報の自動取り込みやデータフィードに対応しているツールを使っているのであれば、Indeedと連携できる可能性があります。自社で使っているツールがIndeedと連携可能か把握しておきましょう。

ハローワークよりもIndeedを選ぶべき理由

ここまでハローワークとIndeedの違いについて紹介してきました。コストをあまりかけずに自社とマッチするアルバイトやパートを採用したいのであれば、ハローワークよりもIndeedをおすすめします。

その理由は、主に2つあります。

  • 多くの人にアプローチできる
  • Indeedの方が自由度は高く、自社の魅力を伝えやすい
  • IndeedはSEO対策ができているので、ハローワークよりも上位表示されやすい。掲載した求人を閲覧してもらえる可能性が高い

また、ハローワークでは職場の雰囲気を伝えられる写真を挿入する箇所がなく、文字数にも制限があります。
一方、Indeedでは写真の挿入はもちろん、自由に自社の魅力を伝えられます。

これからIndeedでの採用を強化したい場合は、採用管理システムの【ビズプラ採用管理】をおすすめします。

ビズプラ採用管理は、Indeedと連携しているので、ビズプラ採用管理に掲載した求人情報は自動的にIndeedに入稿されます。さらにビズプラ採用管理上でIndeedからの応募者の一元管理が可能です。
また、Indeedが2024年から開始した新サービスのIndeed PLUSにも対応している採用管理システム(ATS)なので、多くの応募者にアプローチできます。

こちらの記事もぜひご参照ください
>>ビズプラ採用管理(bizpla)は  Indeed PLUS に対応しているIndeed PLUS連携ATSです

ビズプラ採用管理は、応募があった際にはメールはもちろんのこと、利用率・開封率の高いSMSやLINEですぐに自動返信できるので、応募者の取りこぼしを避けられます。
また、スクリーニング機能搭載の採用チャットボットを活用すれば、面接予約に進ませたい人とお断りする人の振り分けが自動で可能です。

ビズプラ採用管理システム
ビズプラ採用管理システム

ビズプラ採用管理にはほかにも以下のような強みがあります。

  • 業界初リファラル機能の搭載
  • 求人広告の効果を見える化できる効果測定
  • SEO対策に適した求人広告の作成が可能
  • 入社後の手続きをワンストップでできる
  • 月額80,000円~の安心プライス
  • 電話とメールでしっかりサポート

ビズプラ採用管理の機能により採用コストの削減や業務負担を軽減できます。

ビズプラ採用管理に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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