株式会社オリンピア様は、ハイクラス高齢者向けマンション「サンシティ」の入居者専用レストランに特化し、プロの料理とサービスを提供しています。「旬と歳時記」「盛り付けとおいしさ」にこだわった家庭料理をベースに、全国15地域・17施設に展開。銀座をはじめとする多彩な立地で、日本料理・フレンチ・イタリアンなど多様な経験を持つシェフや、病院経験を活かした栄養士が多数在籍し、入居者の食を彩る高品質なサービスを追求しています。
1996年6月創業、東京都港区赤坂・アーク森ビルに本社を構え、スタッフ総数は約1,300名(2021年6月時点)で、組織基盤をしっかりと構築。企業理念として「共に成長、共に叶える」を掲げ、キャリアラダー制度を導入し、人間力の向上や失敗を恐れないチャレンジ精神を尊重する職場づくりに取り組んでいます。
株式会社オリンピア様は正社員からアルバイトまで幅広い人材採用を行っています。職種や雇用形態ごとに担当者が異なる複雑な採用体制を持ちながら、ビズプラ採用管理の活用により効率的で成果の高い採用活動を実現しています。
——まず、ビズプラ導入前の状況について教えていただけますか?
弊社は応募数が結構多くて、その取り込みを採用代行会社さんに手動でお願いしていたんです。ただ、それだと媒体ごとに「1媒体いくら」という形で費用がかかってしまっていました。もともとの代行費用とは別に、追加コストが発生していたんです。
それがビズプラ採用管理で自動取り込みになったことで費用面も縮小できましたし、特に「ジョブメドレー」や「グルメキャリー」といった他のATSでは取り込みが難しい媒体に対応できたのは大きなメリットでした。ジョブメドレーについては、面接のやり取りまで自分で対応していたので、その工数が削減できたのは本当に助かっています。
——色々な媒体からの応募者をビズプラに取り込むにあたって、工夫されていることがありますか?
はい。以前は拠点、つまり店舗ごとに応募者を取り込んでいました。 今は「案件ごと」に取り込むようにしています。応募してきた案件、つまり職種ごとに振り分けて管理できるんです。これは他のATSではなかなかできない、ビズプラならではの機能だと思います。
—— 案件ごとに取り込むことによってどんな利便性がありますか?
同じ店舗に応募してきた人でも、ホール希望とキッチン希望では面接担当が違うんです。さらに雇用形態によっても違っていて、正社員希望なら店長、アルバイト希望なら一般社員が担当するなど、結構細かく分かれているんですね。
だからこそ案件(職種)ごとに取り込めることで、それぞれの担当者のスケジュールに合わせて面接日時を応募者に案内できるんです。この機能があるから現場でのやり取りもとてもスムーズになっています。
さらに便利なのは、一つのカレンダーに複数案件を設定できることです。同じ担当者が複数の職種を担当していても、カレンダーを一つ作って案件を紐付けるだけで済むので、面接のバッティングを防げますし、管理もしやすい。これは本当に重宝しています。
—— 日常の運用で役立っている機能はありますか?
1つはSMS機能ですね。ジョブメドレーのようにメールアドレスが公開されていない媒体だと、応募者に直接メールが送れません。電話に出てもらえない、メールがエラーで返ってくる、そんなときにSMSがあると取りこぼしを防げます。
普段はコスト面からメールを基本にしていますが、緊急時にはSMSを活用しています。将来的にはもっと使ってもいいのかなと思っています。
—— SMSは最初から使うわけではなく、応募者とつながらないときの補助的な役割なんですね。
そうです。デフォルトはメールにしておいて、必要なときだけSMSを飛ばす運用です。応募者とのやり取りが誰でも見られるようになっているので、現場でも安心して使えています。
—— ビズプラのステータス管理についてはいかがでしょう?
色分け機能は本当に助かっています。例えば「合否決定済みは緑」「面接予定はオレンジ」など、色で状態が一目で分かります。私は全拠点を見られるアカウントを使っていますが、現場でも視覚的に分かりやすいと好評です。以前、他社のATSを使っていた頃は色分け機能がなかったので、今はより効率的に管理できるようになったと感じています。
—— 効果測定機能についてはいかがでしょうか?
ビズプラの効果測定機能は非常にありがたいです。媒体別・拠点別・流入元別など、縦軸・横軸を自由に変えて数字を出せます。リクルートの商品で言えば「タウンワークからの応募なのか、フロムエーナビなのか」まで分かるんです。
他社でも細かいデータを知りたいはずなので、これは大きな強みだと思います。月次で採用代行会社さんと打ち合わせする際も、このデータを活用して採用率や対応状況を振り返っています。
—— 媒体活用の成果はいかがでしょうか?
現在は「ジョブオレ」「しゅふJOB」「マイナビ」などを常時利用しています。中でもジョブオレが応募の半分近くを占めています。インディードプラス経由の流入もジョブオレからクロールされているので、広告費を抑えつつ応募数を維持できています。その結果、採用単価も下げられていると実感しています。
また、ジョブオレを運営するイオレさんからは、インディードのアルゴリズム変更などの情報をリアルタイムでいただけるので、すぐに対応できています。長くお付き合いしていることもあり、的確なフィードバックをいただけるので非常に助かっています。
—— 最後に、今後の展望を教えてください。
今後はさらにSMSの活用を広げ、応募者の取りこぼしをなくしていきたいです。また、効果測定機能を活かして媒体ごとの成果をより正確に把握し、効率的な採用活動につなげたいと思っています。応募数を維持しながら採用単価を下げることができているので、今後もビズプラを中心に採用体制を強化していきたいですね。
株式会社オリンピア様
https://www.kk-olympia.com/