株式会社マルハン様は、パチンコホールを中心にボウリング場、アミューズメント、映画館などレジャー施設の経営、ビルメンテナンス事業、飲食事業、ゴルフ事業、海外金融事業も運営する総合エンターテイメント企業です。
今や採用管理システム(ATS)は、大企業も当たり前に導入する時代となりました。今回は「ビズプラ採用管理」を長年お使いいただいている株式会社マルハン様に、導入による効果や機能の使い勝手について語っていただきました。
—— ビズプラ採用管理の「応募者データ取得機能」は、他の採用管理システム(ATS)の類似機能と比較して、より多くの求人広告媒体をより早く取り込めるところが強みだと考えていますが、貴社では、現在どれぐらいの媒体取り込みをされていますか。
今は15~6媒体です。この機能を使うことで各種データや費用対効果がすぐにわかるため、現在はWEB媒体がほとんどです。費用対効果が高い媒体に絞った結果、この2年ほどで利用する求人媒体数は半分以下になりました。
また、使用する媒体の数が減少したことと、ビズプラ採用管理自体が操作しやすいおかげで、採用業務の工数削減につながりました。
—— 求人媒体からの応募者データ取得は、応募からの時間差が少ないほど良いと考えていますが、実際どれぐらいの時間で取得できていますか。
当社は「特急コース」を利用して5~10分間隔でデータを取得しているため、ほぼ時間のロスがない状態でコールセンターから応募者にアプローチできています。求職活動を行っている方にリアルタイムに対応できるおかげで、面接予約率や予約からの入社率が高い水準で維持できています。
売り手市場で合格後の入社率が下がる傾向がある中で、この機能がなければ当社の入社率も下がっていたと思います。
—— 「効果測定機能」の活用で費用対効果が向上したとお聞きしましたが、具体的にどのような部分が可視化されましたか。
媒体や店舗ごとの歩留まりを、軸を変えながらのクロス集計が容易に行えるようになりました。
例えば、「店舗ごとに応募が何件来ているか」という軸と「各店舗で、どの媒体が有効だったか」というふたつの軸で見ることで、店舗単位で「一番応募が来ている媒体」を簡単に分析できます。
この機能を使えば簡単な操作で集計ができ、しかも見やすいので、店舗でも費用対効果がわかります。
ビズプラ採用管理を利用すれば店舗に採用の権限を移譲できますし、現場目線で採用活動を行うことで、さらに費用対効果の向上を見込めると考えています。
—— 入社率まで見ることで、本部側は店舗の採用状況が一目でわかるようになったということですね。
店舗から「応募がこない・採用ができない」という声があった時に、例えば「応募は来ているし、合格者も出しているというデータがあれば、それでも人財が不足しているのは、こちら側が入社まで導けていない可能性があるということがわかります。面接の内容や雰囲気などから合格者に選ばれていないのなら、改善すべきは自分たちではないか」ということはデータでわかるようになりましたね。
—— 理由まで含めて、悪い部分が明確化されるわけですね。
これは現場と採用担当との温度差の解消にもつながっています。例えば、地域特性として人口が少ないのであれば、どうやって応募数を増やすのか。他にも、若い人をターゲットにする場合はどうすべきかなど、データを基に現場と採用担当が一緒に考えることができますので、情報を簡単に共有できるのは大きな強みです。
—— ビズプラ採用管理は応募者への面接メール・SMSを自動で送信する機能を標準装備しています。この機能の効果はいかがですか。
以前は求職者にメールアドレスを登録していただいていましたが、応募登録の際に記入項目が多いと歩留まりが下がることがわかりました。現在はスマホからの登録が主流のため、電話番号を登録するだけでいいSMSで連絡をするようにした結果、受信率も面接予約率も大幅に向上しました。
—— 一次面接で「WEB面接」機能を活用しているとお聞きしました。
当社は「特急コース」を利用して5~10分間隔でデータを取得しているため、ほぼ時間のロスがない状態でコールセンターから応募者にアプローチできています。求職活動を行っている方にリアルタイムに対応できるおかげで、面接予約率や予約からの入社率が高い水準で維持できています。
売り手市場で合格後の入社率が下がる傾向がある中で、この機能がなければ当社の入社率も下がっていたと思います。
—— WEB面接でも、対面での面接に近いことが実現できているということですね。
正直、WEB面接と実際に会っての面接の乖離は少ないと感じています。今後、さらに検証を行えばWEB面接だけで十分質を担保できるのではないでしょうか。そうすれば面接にかかるコストを大きく削減できますし、さらなる費用対効果の向上につながると思います。
—— リファラル採用(従業員紹介制度)でもビズプラ採用管理を使用しているとお聞きしましたが、リファラル採用機能のどういう部分が効率化につながりましたか
紹介には口約束のようなところがあるため、以前は不備が多かったのですが、ビズプラ採用管理では応募者が登録された時点で「紹介」のフラグが立っています。「この応募者は、この方に紹介してもらった」ということがすぐにわかるように可視化されており、紹介者の登録をしっかり行うことと、社内に制度の存在を浸透させることで不備がなくなりました。
また、以前は「紹介してね」と言っても、興味を持っている知り合いを探したり、声をかけたりと心理的なハードルが高かったと思いますが、ビズプラ採用管理ならURLをSNSなどで渡すだけでいい。入口が非常に簡単になったおかげで、気軽に紹介しやすくなり、ターゲットが大きく拡充されました。これは本当に素晴らしい点ですね。