アルバイトを募集しても応募数が少ないケースや採用したアルバイトが育たないケースは珍しくありません。
即戦力となるアルバイトを採用すれば問題は解決しますが、どのような方法があるのか、面接で見極められない人もいるでしょう。
本記事では、即戦力となるアルバイトを採用するメリット、採用方法や面接での見極め方を紹介します。職場の核となる人材を採用したい人は、ぜひ参考にしてください。
即戦力となるアルバイトを採用するメリット
人手不足や職場で働く人材のスキル不足に悩んでいるのであれば、即戦力となるアルバイトを採用しましょう。即戦力を採用するメリットを紹介します。
業務負担を小さくできる
一人で幅広い業務を担当したり圧倒的な業務量をこなしたりできるので、社員はもちろん一緒に働くアルバイトの業務負担も大幅に軽減されます。
また、急遽人手が足りなくなった職場においても、十分な働きにより助かることでしょう。最低でも職場に一人は幅広い業務を担当できるアルバイトを確保しておくことをおすすめします。
教育コストや時間を抑えられる
即戦力となるアルバイトは、社会人としてのマナー、業務の基礎知識について新人のように一から教える必要がありません。
同じ業務の経験があるアルバイトであれば、細かく指示を出さなくても他の人以上の働きをしてくれます。
また、費用や時間をかけて大規模な研修をする必要はありません。未経験者のように現場の従業員が仕事をこなしながら業務を教える負担もないでしょう。
即戦力のアルバイトに教えることは、社風や社内ルールくらいです。
他の従業員にも良い影響を与えられる
即戦力のアルバイトは、仕事ができるため、周りの従業員のサポートもできます。当然、すぐに信頼されるようになるため、周りの従業員からの評価は高く、従業員全体のモチベーションアップにつながることもあります。
職場に慣れてきたら、率先して新人に仕事を教えてくれる人もいるでしょう。
即戦力のあるアルバイトを採用する方法
他の企業からも求められているため、採用するのは簡単ではありません。即戦力のあるアルバイトを採用する方法について解説します。
求めている条件やスキルを明確にする
即戦力のアルバイトを採用するためには、求める条件やスキルを明確にしましょう。当然、求める条件やスキルが明確かつ高いほど、該当する人が少ないため、応募人数は減ります。逆に考えると、応募者のほとんどは、自社が求めている人材となるため、業務負担は削減できます。
応募人数が多い方が良いと考えるかもしれませんが、採用する人材の枠を広げすぎると、以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。
- 応募者が集中して対応ができないので、取りこぼしが発生する
- 自社にマッチしない人材を採用しても早期離職につながる
- 業務量だけが増えて採用コストが増加する
応募が集中して応募者対応に時間が取りにくくなると、自社が求める人材への対応ができません。他社に貴重な人材を採られてしまいますし、業務負担が増えた採用担当者に多くの給料を支払う必要があります。
また、自社にマッチしていない人材を採用しても、お互いに良いことはありません。再度求人を出さなければならないので、求人サイトの掲載費用が増えてしまいます。
募集時には、〇〇の業務ができる人、〇年以上の経験がある人など条件やスキルを明確にしましょう。
高いスキルに見合った雇用条件か見直す
企業側が求めるスキルが高くても時給が低い、労働時間が長いというように待遇が悪ければ、人は集まりません。
アルバイトの待遇の見直しは、人件費が増えますが、従業員のモチベーションアップにつながります。加えて、他社よりも雇用条件が良ければ、当然スキルの高い人材が応募してくる可能性が高くなります。
即戦力となる人材からの応募が少ない場合は、雇用条件の見直しを検討しましょう。
面接で即戦力となるバイトを見極めるポイント
応募があった際に、書類だけでなく、面接で即戦力となるアルバイトかどうかを判断してください。書類に書かれていることは素晴らしくても、職場との相性が悪くて能力を発揮できないケースや応募してきたアルバイト自身の性格に難があり、長続きしないケースもあるからです。
面接で即戦力となるバイトを見極めるポイントをご紹介します。
実務経験も判断材料にする
面接では実務経験があるかを必ず確認しましょう。実務経験がある人は、仕事の飲み込みが早く、マナーもしっかりと身についている傾向があります。過去に同じような職種・業界を経験している人であれば、手放したくないところです。
ただし、実務経験だけではなく、人柄や働ける時間も考慮しましょう
コミュニケーション能力に違和感がない
実務経験だけではなく、コミュニケーション能力に違和感がない人を採用しましょう。
コミュニケーション能力が高ければ、すぐに現場になじめますし、対人での業務で高い能力を発揮することが多いからです。
面接では、以下のポイントも踏まえて判断します。
- 求めている回答が返ってきたか
- 受け答えはしっかりしているか
- 話し方の雰囲気が良いか
- レスポンスが早いか
採用基準や判断方法について明確にしておけば、誰が面接をしても採用する人材にブレが生じにくくなります。
スキルや実務経験があっても、違和感がある場合は、慎重に考えるようにしましょう。
職場の雰囲気に合うか
個人としてのスキルがどれほど優れていても、職場との相性が悪ければ、能力を発揮できません。
面接時の雰囲気や話し方、性格などを見て、現在の職場で働く従業員と上手くやっていけそうか、働き方が合っているかを見極めましょう。
目的や目標を確認する
即戦力となるアルバイトは、目標や目的を持って働いている傾向があります。面接では、目標や目的について確認しましょう。
即戦力となるアルバイトであれば、入社後にどんな目標があって、どんなことをしたいのか、何で貢献できるのかが明確化されているはずです。
目標や目的について聞いても、良い回答が返ってこない、話に具体性がない場合は、慎重に検討する必要があります。
即戦力となるバイトを採用する際の注意点
即戦力となるバイトを採用する際にはいくつか注意点があります。順番に見ていきましょう。
能力だけではなく人柄も重視する
即戦力の採用において、重要視されるのは経験や能力の高さです。加えて人柄も見るようにしましょう。
スキルや経験が多少足りない人でも、人柄が誠実で真面目に取り組む方であれば、今後の成長も期待できるからです。
必ずしも即戦力になれるとは限らないですが、自社で育成する制度が整っているのであれば、求める人材を少し広げても問題ありません。
優秀なバイトでもすぐに能力が発揮できないこともある
即戦力とはいえ、初日からバリバリ能力を発揮できるとは限りません。優秀なアルバイトでも職場に慣れるのに時間がかかることもあります。
すぐに能力が発揮できなくても、強く当たらないようにしてください。安心して働いてもらうために、ある程度、中長期的な視点を持って活躍を見守る姿勢が重要です。
バイトではなく派遣社員を採用する方法もある
即戦力となる人材を採用したい場合は、アルバイトではなく、派遣社員の活用も視野に入れましょう。
その理由は、一般的に派遣社員の方がスキルの高い人材が登録している傾向がある他、繁忙期限定のように決まった期間のみの採用も可能だからです。
アルバイトと比較すれば、支払う給料は高くなります。しかし、業務に専門性が求められる場合や急遽人手不足になった場合など、アルバイト採用では即戦力となる人材を確保できない場合には重宝します。
状況に応じてアルバイトだけでなく、派遣社員の採用に力を入れても良いでしょう。
能力を発揮できるような職場環境も重要
即戦力となるアルバイトが会社に魅力を感じたり長く働き続けてもらったりするためには、職場環境も重要です。
新人に強く当たるような職場や働く従業員が暗い職場、人手不足で長時間労働が常態化しているような職場では、力を発揮できなくなります。
また、主婦や主夫を採用する場合は、ご家族への配慮も重要です。急な早退や欠勤にも対応できるように少し多めに人材を採用しても良いでしょう。従業員全員をスキルアップさせて、即戦力となるアルバイト一人に頼り切らない職場作りも重要です。
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