せっかくアルバイトから応募があっても面接をドタキャンされてしまったという経験はありませんか?
1度ならまだしも2度、3度と続くと、嫌な気分になります。なんとか、面接のドタキャンを避ける方法がないか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、アルバイトが面接をキャンセルする原因やドタキャンの防止対策について紹介します。面接のドタキャンに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
アルバイトによる面接のドタキャンが起きる背景
アルバイトによる面接のドタキャンは珍しくありません。エンジャパンが2016年に行ったアンケート調査によると、バイトの面接を当日にキャンセルしたことがある人は36%、また事前に企業へキャンセルの連絡をしなかった人(ドタキャン)は11%もいました。
そこで、以下のエンジャパンが2016年に行ったアンケート調査も参考にしつつ、応募者側・採用側の両方の立場から面接のドタキャンが起きる背景について解説します。
出典:エン・ジャパン
ドタキャンが起きる背景について詳しく見ていきましょう。
応募者側に原因がある理由
応募者側に原因がある場合、以下のような理由により面接をドタキャンされるケースが多いです。
- 急な体調不良
- 他の予定が入った
- 面倒になった
- 時間に間に合わなかった
- 面接を忘れていた
急な体調不良(37%)や他の予定が入った(21%)場合は仕方がありません。しかし面倒になった(25%)、時間に間に合わなかった(18%)という理由で面接をドタキャンされたら、悲しく感じる方も多いのではないでしょうか。
特に10代の回答者は面倒になったという理由(34%)でドタキャンするケースがあります。
応募者側に原因がある理由については、採用側の努力では対処が難しいこともありますが、面接に通す応募者の選定にも注意が必要です。
採用側に原因がある理由
面接をドタキャンするのは100%アルバイトが悪いと決めつけるのはよくありません。なぜなら、以下の理由により面接をドタキャンするケースがあるからです。
- 応募者への連絡が遅かった
- 採用担当者の対応が悪かった
これらの理由は採用側にも問題があったことが原因でのドタキャンです。エンジャパンでのアンケート調査でも企業の対応が悪かったと回答している人の割合は16%もいます。
他のバイトが決まった(22%)は応募者の都合と考えがちですが、採用側の連絡が遅くなった結果そうなった可能性があります。
また、採用担当者の対応が悪ければ本当に働いても大丈夫なのか躊躇する応募者も多くなるでしょう。
会社への不信感を与えてしまうため、面接のドタキャンだけでなく、今後お客さまとして利用されなくなる恐れがあります。
面接のドタキャンに悩んでいる場合、基本的には採用側の原因を解消する施策が必要です。
アルバイトのドタキャンの防止対策
アルバイトによる面接のドタキャンを避けるためには、いくつかの防止対策があります。100%ドタキャンを防ぐのは難しいですが、大幅に改善できる可能性は十分あります。
防止対策について順番に見ていきましょう。
応募が来たらすぐに面接の日程調整をする
アルバイトを採用する際には、応募が来たらすぐに面接の日程調整をすべきです。なぜなら、複数のアルバイトに応募している人が多いので、こちらからの連絡が遅れると他社のアルバイトに決めてしまうケースもあるからです。
他社に決めた応募者側の意思をひっくり返すのは簡単ではありません。再度断るのは勇気がいるからです。よほど条件が魅力的でなければ、たいていの応募者は先に決めた会社を優先するでしょう。
また、早く連絡するとアルバイトの応募者は「この会社なら信頼できる」「連絡がスムーズで助かる」といった印象を与えることができるので、面接を受けてくれる可能性が高くなります。
応募者の志望意欲が冷めないうちに面接日程を調整しましょう。
応募者対応は丁寧に行う
応募者への対応は丁寧に行うようにしましょう。相手が学生やフリーターだからといって見下すような態度を取ると、会社のブランドが傷ついてしまいます。
また、素っ気ない返信や冷たい文面を送るといった対応をしてしまった場合も会社に対して不信感や不安を与えかえません。
面接日当日までにやり取りをしない時間が長ければ「本当に予約した日時で面接を受けられるのか」「企業の担当者が忘れていないのか」など、応募者は不安を抱えてしまいます。
応募者が安心して、面接に来られるように丁寧な対応を心がけるようにしましょう。
面接前日にリマインドメールを送る
面接前日にリマインドメールを送ると、以下のようなメリットがあります。
- 応募者が面接の日時を忘れる可能性が減る
- 企業側の誠意が伝わる
応募者のなかには、面接の日時をうっかり忘れてしまう方もいます。エン・ジャパンのアンケートでも当日ドタキャンをした人のうち4%の方が面接を忘れていた点を理由として挙げています。
面接を忘れられてしまうと、再度日程を調整する必要があります。しかし、一度面接を忘れたことで印象を悪くしたという想いから、そのままキャンセルされる可能性もあるでしょう。
また、前日にリマインドを送ることで「企業側は面接について忘れていない」「面接を楽しみにしている」といった点が応募者にも伝わります。
応募者に好印象を持ってもらえれば、面接を忘れにくくなるでしょう。
面接までに応募者の負担を減らす
面接までに応募者の負担を減らすことも重要です。面接を受ける際の手続きが多くなると、辞退したいと考える応募者が増加しやすくなります。
たとえば、以下のようなことは応募者に対して負担を与える原因になります。
- 履歴書を用意しなければならない
- 案内メールに面接場所が細かく書かれていない
- 面接場所に到着してからやるべきことが書かれていない
特に履歴書の記入を面倒に感じる応募者は一定数いるので、不要にすればドタキャンされる確率を下げられるでしょう。
また、ほとんどの応募者は面接会場まではじめて行くため、以下のような情報も詳しく伝えるべきです。
- 最寄り駅からの距離
- 最寄り駅からの詳しい地図
- 到着後にやるべきこと
案内メールに最寄り駅からの距離や面接場所までのルートがわかる地図を添付しておけば、遅刻や迷う心配は少なくなります。
また、到着後にどこに行ったり誰に連絡したりすれば良いのかも明記しておくことで、応募者は安心して当日を迎えられるでしょう。
なお、さらに応募者の負担を減らすのであれば、対面面接をやめてWeb面接の導入をおすすめします。
Web面接を導入すれば、スマホやパソコンを使用して面接ができるので、双方の負担が減ります。また、応募者はわざわざ面接会場まで行く手間が省けるので、気軽に応募できるようになるでしょう。
応募者の増加や採用業務の効率化を実現!Web面接の効果についてはこちらをご覧ください
>>アルバイト採用はWeb面接を導入しよう!応募者が増加する理由や導入方法を解説
アルバイト面接後の辞退を防ぐ方法
応募者が無事面接に来てくれた後も安心はできません。一緒に働きたいと思ったアルバイトを採用できるように、面接後の辞退は避ける必要があります。
辞退されないための方法について詳しく解説します。
面接終了後にすぐに連絡する
面接が完了したらすぐに合否連絡をしましょう。他社の面接を受けている方も多いため、面接終了後の連絡が遅くなるほど、辞退される可能性が高くなります。
可能であれば、その場で合格を伝えた方が、辞退されにくくなるでしょう。会社の規定などで難しいようであれば、いつまでに合否連絡をするのか面接時に伝えておくべきです。
未経験者でも安心して働ける点をアピールする
はじめてアルバイトをする方やブランクがある方を面接する場合は、研修制度や教育体制などが充実している点もアピールしましょう。
オリエンテーションの流れ、マニュアルの有無、どんな人と働くのかわかっていた方が、採用自体の可能性は低くなります。
面接時に、どんなことに不安があるのか、こちら側から聞いても良いでしょう。
仕事のおもしろい点ややりがいについて伝える
面接においてかんたんな仕事内容や流れを説明するだけでは、十分とはいえないかもしれません。
実際に働く上でのやりがいやおもしろい点を伝えれば、応募者のモチベーションが高くなります。
そのためには、仕事内容や流れなども具体的に説明した方が、働くイメージを持ってもらいやすいでしょう。
ビズプラ採用管理なら面接のドタキャン防止に効果的
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- 指定した条件をクリアした人のみに面接予約の連絡ができる
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また、採用チャットボットの機能があるため、指定した条件をクリアした人のみに面接予約の連絡ができます。もちろん、質問事項の任意設定や複数パターンの登録も可能です。
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加えて、Web面接機能も搭載しているので、ドタキャンされる理由でよくある「面倒だった」「時間に遅れた」といった問題も起きにくくなります。
手軽に面接を受けやすくなる分、応募数の増加も期待できるでしょう。
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