求人ボックスの特徴とは?Indeedと比べたメリットやデメリット、掲載方法を解説

アルバイトやパートをなるべく少ない費用で採用したいと考えている人もいるでしょう。そのような人におすすめの方法は、求人ボックスへの掲載です。しかし、無料でも効果があるのか、他の求人検索エンジンと比較してどうなのか気になっている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、求人ボックスの特徴やメリット、デメリットなどについて詳しく解説します。求人ボックスの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

求人ボックスの特徴

求人ボックスは、価格.comが2015年にリリースした求人検索エンジンです。

求人を無料で掲載できるため、多くの企業が利用しています。実際20244月時点で160万件以上の求人が掲載されています。

また、求人ボックスに投稿した求人だけでなく、求人サイトや自社の採用ホームページ内の求人情報なども一括で検索可能です。

月間利用者数が800万人超

求人ボックスの月間利用者数は、国内最大級の800万人超です。全国にいる多くの求職者が自社の掲載した求人情報を閲覧してくれる可能性があります。

Indeedの利用者数2.5億人には及ばないものの、求人サイトや自社の採用ホームページ以外からも求職者を増やしたいと考えている人におすすめです。

求人を無料で掲載できる

求人ボックスでは求人作成および管理が可能な採用ボードやクローリングなどに無料で求人を掲載できます。

つまり採用コストをかけずにアルバイトやパートを採用できる可能性があります。一般的な求人サイトとは異なり、掲載期間が長くなっても費用の心配をする必要はありません。ただし、無料掲載の場合、求人ボックス内の検索上位に表示されにくいので注意しましょう。

検索上位に表示されなかった場合、求職者が自社の求人情報を閲覧しにくくなるので、思ったよりも応募者が集まらない可能性があります。

クリック課金制で無駄な費用が発生しない

求人ボックスには有料プランもありますが、一般的な求人サイトとは異なり、無駄な費用が発生する心配はありません。なぜなら、求職者が興味を持って求人をクリックしたときだけ費用が発生する料金体系のためです。

求人ボックスの1クリック毎の入札単価は25円〜1,000円で、1円単位毎に自由に設定ができます。入札単価を多く支払うほど、配信数が多くなる仕組みです。また、繁忙期と閑散期で入札単価を変えるなど、戦略的な使い方もできます。

なお、Indeedの場合は1クリック15円〜999円のため、求人ボックスより安く求人を掲載できる可能性があります。しかし、AIで自動的にクリック単価が決まるため、予算が少ない場合は想定以上に採用コストがかかる可能性がある点には注意しましょう。

条件検索がしやすい

求人ボックスの特徴は勤務地や条件での検索がしやすいことです。

検索軸を自由に設定することができて「職種のみ」「勤務地のみ」といった絞り込みや以下のようなこだわり条件をタグで検索できるので、求職者は簡単にご自身が探している求人を探しやすくなります。

  • 未経験OK
  • 女性が活躍
  • 交通費支給
  • 日払いOK

さらに、詳細検索から除外キーワードの設定もできるので、より細かく求人を探せます。「基本的にキーワード×勤務で検索を行う」「タグではなくフリーワードでの検索」となるIndeedとは異なります。

求人ボックスを使うメリット

この章では、求人ボックスを使うメリットを紹介します。他の求人検索エンジンと比べてどのようなメリットがあるのか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

幅広い年齢層の求職者を募集可能

求人ボックスのホームページのデータによると、35歳〜44歳、45歳以上、25歳〜34歳の順に利用者が多いです。特に、関東地方、中部地方、近畿地方の求人が多い傾向があります。また、アルバイトおよびパートの利用者層が全体の3分の1で多く、派遣や契約社員の募集も多くあります。

このことから、Indeedやスタンバイもそうですが、幅広い年齢層のアルバイトやパートを求めている会社であれば、利用しやすい求人検索エンジンといえます。

掲載期間や求人数の制限がなく無料掲載可能

求人ボックスは掲載可能な求人数および掲載期間が無制限かつ無料で利用できるサービスです。

したがって、一般的な掲載期間に応じて費用がかかる求人サイトのように、掲載料を支払っているのにほとんど採用できないという問題も起きにくいでしょう。

期間を気にせずに求人情報を掲載できるため、さまざまな店舗で募集をかけたい場合や定期的に募集をかけたい会社でも採用コストを抑えやすいです。

日本人向けに作られたサービスで利用しやすい

求人ボックスは日本発祥の求人検索エンジンのため、サイトのデザインが日本人好みかつシンプルで見やすい作りです。

特に海外発のサービスであるIndeedのデザインや操作性を苦手に感じている人は、求人ボックスをおすすめします。

採用ボードに求人情報を掲載する際も、フォーマットに沿って求人原稿を作成すれば良いので、求人掲載が初めての人でも簡単に登録が可能です。加えて、求職者側の求める情報や会社の強みなどといった項目も追加できます。

求人ボックスを使うデメリット

求人ボックスを使う際はデメリットも確認しておきましょう。ここからは求人ボックスのデメリットを2つ紹介します。

自社で求人ページの作成をしなければならない

求人ボックスに求人情報を載せるためには、自社で求人ページの作成をする時間と手間が必要です。特に初めて求人情報を掲載する場合は、掲載までに時間がかかるかもしれません。

時間もしくはスキルの問題で求人情報の登録が難しい場合は、採用代行会社に依頼するか、他の採用業務の負担を軽減してからご自身で作成しましょう。

成果を出すためには運用のコツが必要

求人ボックスに求人を出稿しても効果的な求人広告の作り方がわからなければ母集団を増やしにくくなります。

特に、求人ボックスでは、独自のアルゴリズムによって検索した際の順位が決まります。よって、お金を支払えば必ず検索上位に表示されるわけではありません。

基本的に求人ボックスのアルゴリズムは、以下の点が重視されています。

  • 求職者が検索したキーワードと求人情報のマッチ度
  • 求人に重要度の高い情報が掲載されている
  • 情報が古くない
  • 求職者の行動履歴

アルゴリズムの詳細については公開されていないので、上位表示されるための運用のコツを理解しておく必要があります。

求人ボックスの3つの求人掲載方法

求人ボックスで掲載する方法は採用ボード、クローリング、リスティング広告の3つがあります。それぞれの方法について簡単に見ていきましょう。

採用ボード(直接投稿)

求人ボックスでは、採用ボードに直接会社名や勤務先、雇用形態、業務内容などの情報を入力するだけで、簡単に求人情報を掲載できます。

また、求人の特徴や交通手段、各種手当といった情報も設定可能です。各項目を入力後に審査に通過すれば、求人が掲載されます。応募があった際は、メールで連絡が届きます。

クローリング

クローリングとは、自社の採用サイトや求人広告などに掲載されている求人情報を自動で求人ボックスに掲載する方法です。

Web上にあるサイトをクローラー(プログラム)が巡回して、求人情報を自動的に検索エンジンに掲載する仕組みです。

クローリングでの掲載する場合、特に会社側でやることはありません。情報を修正・更新した際も自動で反映されます。

ただし、直接投稿よりも反映に多少時間がかかります。

リスティング広告

リスティング広告とは、求人ボックスの有料プランに加入して、広告枠に求人を配信する方法です。リスティング広告は求職者の目に留まりやすい場所に求人情報が掲載されるので、多くの求職者が閲覧してくれる可能性があります。

Indeedと求人ボックスを併用して効果を上げよう

アルバイトやパートを募集する際、求人ボックスのみよりもIndeedと併用することをおすすめします。というのも、検索エンジンでバイトを探す際に、求人ボックスだけでなく、Indeedの求人も多くヒットすることがあるからです。

実際に以前、Googleは検索結果の1ページ目に同じドメインのサイトを最大2つまでに制限するようになりました。つまり、キーワードで検索すると、求職者は複数の求人検索エンジンに掲載されている求人情報にアクセスできます。

そのため、求人ボックスだけでなくIndeedにも求人情報を掲載していた方が、求職者の目に留まりやすくなるのです。求人検索エンジンであれば無料もしくは比較的安価で使えるため、採用コストを抑えやすいでしょう。

ビズプラ採用管理なら求人ボックスとindeedに求人情報の自動入稿が可能!

求人ボックスやIndeedで求人を掲載して、アルバイトやパートを採用したいと考えている人には採用管理システムのビズプラ採用管理がおすすめです。

ビズプラ採用管理システム
ビズプラ採用管理システム

ビズプラ採用管理は求人ボックスとindeedに連携しているので、ビズプラ採用管理に掲載した求人情報を求人ボックスとindeedに自動入稿できます。

また、ビズプラ採用管理なら求人ボックスの応募者情報の取り込みを自動でできるので、応募があった際にビズプラ採用管理の管理画面だけで応募者の一元管理ができます。

また、ビズプラ採用管理では各求人検索エンジンに最適化された求人ページを作成できる他、狙ったキーワード検索での上位表示を狙うことができるので、GoogleやYahoo!といった検索エンジン経由での応募数を増やしたいと考えている人におすすめです。

ビズプラ採用管理には、他にも以下のようなメリットがあります。

  • 採用チャットボットで応募者のヒアリングやスクリーニング
  • 到達率・開封率の高いSMS・LINEで応募者に連絡可能
  • Web面接機能も付帯
  • 業界初リファラル機能の搭載
  • 入社後の手続きをワンストップで
  • 採用のお役立ち情報をお届け
  • 月額80,000円~の安心プライス
  • 電話とメールでしっかりサポート

ビズプラ採用管理の機能により求人ボックスやIndeedへの求人掲載採用業務の負担軽減が可能です。

ビズプラに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。無料デモも行っています。

>> 採用業務のお困りごと、まるっとお任せ!統合型採用管理システム「ビズプラ採用管理」へのお問い合わせはこちら

タイトルとURLをコピーしました