タイミーのキャンセル率は高いの?仕組みや利用するメリットを紹介【採用ご担当者様向け】

タイミーキャンセル率
タイミーキャンセル率

近年、企業・求職者の両方から注目されているのがタイミーです。

利用を検討してはいるものの、求職者のキャンセル率が高いのか心配だったり、キャンセル率が高い人は避けて採用したいと考えている方も多いでしょう。

本記事では、タイミーの概要やメリット、キャンセル率について詳しく解説します。タイミーの利用を検討している採用ご担当者様は、ぜひ参考にしてください。

タイミーは、スキマ時間に働きたい求職者と必要な人材を確保したい会社をマッチングするアプリを提供する企業です。

タイミーは2018年10月にサービスが開始されましたが、2024年現在700万人の求職者、98,000以上の事業者が登録しているなど急成長しています。

2024年7月26日には、資金調達とブランドの強化を目的に東京グロース市場に上場したことで話題にもなりました。

企業が人手を確保する一般的な方法は、求人媒体や求人サイトの掲載です。しかし、多くの企業がタイミーを利用しているのは、いくつかメリットがあるからです。

企業側のメリットを見ていきましょう。

応募者対応や面接の手間が省ける

タイミーを使う場合、求人媒体のように応募者対応や面接をする手間が省けます。

タイミーでは、ワーカー(求職者)が仕事に応募する際に面接を案内したり履歴書の提出を求めたりしていないので、企業側が面接のスケジュール調整や履歴書の確認をする必要がありません。

さらに、自動マッチング機能により、企業が求める条件に合ったワーカーを迅速に見つけることができるので、応募者とのやり取りや選考にかかる時間や手間を簡素化できます。

アルバイトやパートの採用コストを抑えることができる

タイミーを活用すれば、アルバイトやパートの採用コストを抑えることができます。

タイミーの報酬体系は、雇用した場合のみワーカーに支払った報酬金額の30%をサービス利用料として支払う必要があります。

よって、1か月にワーカーに支払う金額が20万円だった場合、6万円がタイミーに支払う手数料です。

さらにサービス利用料とは別に、ワーカーさん1人あたり月220円(税込)の振込関連手数料がかかります。

しかし、一般的な求人媒体のように、求人を掲載した期間に応じて費用を支払う必要はありません。

即戦力となるワーカーをすぐに採用できる

タイミーは、以下のような理由があるため、即戦力となるワーカーをすぐに採用できます。

  • 求人掲載まで最短1分しかかからない
  • 24時間以内に70%以上の求人がマッチングしている
  • 登録者が700万人以上いるので、高い確率でワーカーを採用できる

さらに、一度働いてもらった人をお気に入りリストに入れておけば、次回の募集をそのリストに登録したワーカーのみが閲覧できる仕組みもあります。

気に入った人のみを登録しておけば、すぐに即戦力となるワーカーを採用できるでしょう。

キャンセル時のペナルティがあるのでドタキャンをある程度避けられる

信頼性がまだ高くないバイトとマッチングしたらドタキャンされないか不安視する人もいるかもしれません。

しかし、タイミーには以下のような仕組みがあるので、ドタキャンをするようなワーカーをある程度避けることができます。

仕組み内容
ペナルティポイント制度ワーカーが仕事をキャンセルすると、ペナルティポイントが加算
キャンセル率の記録ワーカーのキャンセル率を確認できる
応募制限キャンセル後3時間は新たな求人に応募できない

ペナルティポイントについては、以下の表の通りです。

キャンセルのタイミングペナルティポイント
遅刻をした2ポイント
48時間以上前のキャンセルなし
〜48時間前のキャンセル1ポイント
〜24時間前のキャンセル4ポイント
〜12時間前のキャンセル5ポイント
〜8時間前のキャンセル6ポイント
〜4時間前のキャンセル7ポイント
無断欠勤やお仕事開始後のキャンセル利用停止

ペナルティポイントが8ポイント到達で14日間の利用停止となります。

また、ペナルティポイントが4ポイント〜7ポイントの場合は、1週間以降先の日付のお仕事に申込みできる件数が1件までに制限されます。

これらの仕組みにより、ワーカーはキャンセルに慎重になる傾向があるため、ドタキャンをされる確率を抑えられるでしょう

幅広い年齢層の人を採用できる

タイミーは、若者だけでなく40代や50代、60代以上の年配層まで幅広く利用されています。高いスキルや経験を持つ主婦やフリーランサー、副業目的の会社員などとマッチングできるかもしれません。

また、利用者の半数が40代以上ということもあり、ある程度社会人経験がある人を採用できるので教育コストも抑えられるでしょう。

長期アルバイトを確保するきっかけになる

タイミーの利用が長期アルバイトを確保するきっかけになることもあります。なぜなら、タイミーでは、一度働いてもらったワーカーを長期アルバイトとして雇用することを制限するルールはないからです。

タイミー側への報告や紹介料の支払いも必要ありません。

また、ワーカー側もタイミーを利用して職場の雰囲気や人間関係を体験できるため、長期的に働きたいと思うきっかけになります。

実際、タイミーの調査によれば、タイミーを通じて働いた職場で長期就業を希望するワーカーの割合は72.4%もいることがわかっています。

リピート率が高いので教育の手間が省ける

タイミーは、リピート率が高いので教育の手間が省けるでしょう。

2024年2月に実施したスキマバイトに関する調査で、スキマバイトサービスの「利用率」、「リピート率」においてNo.1を獲得しています。

気に入った人が毎回来てくれれば、教育に掛かる時間を短縮できるでしょう。

タイミーのキャンセル率には、キャンセル率と直前キャンセル率があります。

キャンセル率:直近で「報酬が確定した」もしくは「自身でキャンセルした」30件の仕事のうち、「自身でキャンセルした仕事」の割合のことです。

直前キャンセル率:直近で「報酬が確定した」もしくは「自身で直前にキャンセルした」30件の仕事のうち、「自身で直前にキャンセルした仕事」の割合を指します。

これらのキャンセル率を見ることで、企業は信頼性の低いワーカーとのマッチングを避けることができます。

タイミーにおけるキャンセル率の現状

タイミーは、ワーカー全体のキャンセル率について統計調査を行っていないため、タイミーのキャンセル率が高いかどうかを判断できません。

したがって、マッチングしたワーカーのキャンセル率をそれぞれ確認して判断する必要があります。

採用する企業側はキャンセル率を確認できる

採用する企業側は、ワーカーのキャンセル率と直前キャンセル率を確認できるので、キャンセル率が低い人とのマッチングがあればすぐに把握可能です。

さらに、以下のような条件を満たしているワーカーについては、企業側からキャンセルができます。

  • 求人に記載した申込条件を明らかに満たしていない
  • ペナルティポイントが4pt以上
  • 直前キャンセル率が10%以上
  • Good率が80%以下
  • 悪質と判断できるコメントがレビュー欄に複数残っている
  • 募集投稿後30分以内の投稿ミス(日時誤記載)

企業側は、ワーカーとマッチングしたら、これらの項目に問題ないか確認しましょう。

タイミーのキャンセル率は高いかどうか分からないのが現状です。そのため、求人を出す時点でキャンセル率が高い人を避けられればベストです。

ここからは、企業側がタイミーを使うポイントを解説します。

体調不良でもキャンセル率は高くなる点に注意する

タイミーでは、理由にかかわらず、キャンセルをするとキャンセル率が上がる仕組みです。よって、やむなく体調不良でキャンセルした場合もキャンセル率が上がる点は理解しておきましょう。

出勤回数が少ない中で1回でもキャンセルがあるとキャンセル率は高くなる

タイミーの仕様上、出勤回数が少ない中で1回でもキャンセルがあるとキャンセル率が高くなる点に注意が必要です。

キャンセル率が高くても出勤回数が少ない場合、信頼性の低いワーカーとは限りません。キャンセル率だけでなく、直前キャンセルとgood率も見た上で判断しましょう。

応募条件にキャンセル率の記載をしたほうが良い

企業がワーカーを選ぶ際に、キャンセル率を重視する場合、募集時にその基準を明記しておくことが望ましいです。なぜなら、ワーカーは自分のキャンセル率が企業の求める基準に合致しているかを確認できるので、不必要なキャンセルを避けられるからです。

また、ワーカーが採用後にキャンセル率を理由に外された場合、不満を抱く可能性があります。キャンセル率○%以下はお断りする場合があるという文言を記載しておくことをおすすめします。

応募があった時点でワーカーの情報は必ず確認しておく

応募があった時点でワーカーの情報は確認しておきましょう。

キャンセル率だけでなく、平均Good率(直近30回の評価)、稼働した店舗からのレビューなども見られるので、信頼性ができるワーカーかどうかを確認できます。

ここからは、タイミーの利用方法を解説します。これからタイミーで人手不足を解消したい場合は、ぜひ参考にしてください。

求人を掲載する

まずは、タイミーに企業アカウントを登録します。登録完了後、求人を出すために、募集職種・仕事内容・勤務時間・報酬・求めるスキルなどを入力しましょう。

入力した情報に問題がなければ、求人を公開します。

求職者とマッチング

求人が公開されると、先着順で、ワーカーとマッチングします。ワーカーの応募があると、メールにマッチングの通知が届く仕組みです。

求職者の情報を確認する

管理画面の「ワーカー管理」から求職者の情報を確認しましょう。問題がある場合は、条件を満たしていればキャンセルできます。

チェックインして仕事に入ってもらう

ワーカーが来たら、業務開始前と終了後にQRコードを提示してください。QRコードは、管理画面の「チェックイン/アウト管理」から出せます。

チェックイン後に仕事をしてもらいます。

仕事が完了したら、チェックアウトをしてもらって双方に評価をしましょう。

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